欠陥住宅のご相談

欠陥住宅の解決手順

弊所では、欠陥住宅に関してのご相談を承っております。せっかく住宅を新築したのに欠陥住宅だった、中古住宅を購入したが、聞いていない不具合があったなど、欠陥住宅に関する解決の手順をご紹介します。

せっかく住宅を新築したのに欠陥住宅だった

まずは、住宅を新築したのに、欠陥住宅だった場合の解決手順です。

欠陥の明確化

まずは、問題にされている不具合の原因はどこにあるのか、それは施工業者に請求できるものなのかについて検討します。その際、弁護士も建築については素人ですので、協力してくれる建築士や施工業者に見てもらって意見を聞きます。当事務所では、協力してくれる建築士が複数おります。

欠陥の修繕(業者に責任がある場合)

不具合の原因が施工業者のミスや問題によって発生した場合には、施工業者に対して修繕、あるいは、修繕のために必要となる費用等の損害賠償請求を行います。

建築関係の裁判は専門的な訴訟となり、どうしても裁判に長期間かかってしまうことが多くなりますので、まずは、交渉によって、施工の問題点を指摘して、早期解決を目指します。
交渉による解決が難しくても、例えば、施工業者が一定のミスを認めながらも、全部が自分の責任だといわれるのは納得できないなどと主張する場合など、話し合いの余地がある場合には、裁判所に調停を申し立てて、裁判所において話し合いを行います。

施工業者が非を認めない場合

不具合の原因が施工業者のミスや問題によって発生した場合には、施工業者に対して修繕、あるいは、修繕のために必要となる費用等の損害賠償請求を行います。

施工業者が自身の問題を全く認めない場合等には、裁判所に訴訟提起して、裁判で争っていくことになります。この際、建築士等の専門家の意見が重要となりますので、当事務所に協力してくれる建築士等に意見書を作成してもらうなどの協力をお願いします。

中古の住宅を購入したが、聞いていなかった不具合がある

次に、中古住宅を購入したが不具合があった場合の解決手順です。

隠れた瑕疵かどうかを確認

購入した中古の住宅に聞いていなかった不具合がある場合、それが、「隠れた瑕疵」(買主が通常の注意を払っても知りえない瑕疵(不具合))に該当すれば、売り主に対して、修繕、または損害賠償請求をしていくことが出来ます。もし、不具合が重大で修繕ができなかったり、修繕に多額の費用を要する場合には、契約の解除が認められる場合もあります。

そのため、まずは契約書の内容を確認して、問題となっている不具合が、「隠れた瑕疵」に該当するかどうかを検討します。

売主が不具合を隠して売却したのかを確認

売主が瑕疵の存在を隠して売却した場合や、瑕疵ある建物を販売したことに過失があるような場合には、不法行為として、損害賠償の請求をすることも可能です。

このように、不具合を売主が知っていたのかどうか?が大きな争点となりますので、まずは、契約書の内容を確認して、問題となっている不具合が「隠れた瑕疵」に該当するかを検討します。また、協力してくれる建築士に不具合の状態を確認してもらって、「隠れた瑕疵」に該当するかどうかを検討してもらいます。その後、交渉、調停、訴訟の手続きを検討することとなるのは、前述の新築建物が欠陥住宅であった場合と同様です。

欠陥住宅の問題を解決するポイント

「雨漏りがする」「建物が傾いてきた」などの問題が発生している場合、どうして、そのような問題が発生しているかを確認することが必要となります。「雨漏りがする」「住宅が傾いてきた」などの問題が発生しているという結果があるだけでは、法律上の責任を追及することは出来ず、原因を特定する必要があります。

弁護士は法律の専門家ではありますが、建築の専門家ではありませんので、住宅の不具合の問題については、建築士との協力が不可欠となります。当事務所では、一級建築士との提携関係があるため、一級建築士に不具合の原因を調査してもらって、これが法律上の責任を追及していけるものかどうかを検討していくことができます。

欠陥住宅の問題を解決するポイント