従業員支援プログラム（EAP）《くらしの相談窓口》

１　EAPとは

昨今の企業は、社会から求められる価値がだんだんと変化しており、どれだけ社会貢献をしているか、従業員への福利厚生はしっかりとなされているか、などが求められるようになってきています。

また、企業は、従業員が精神疾患になったり、社内でパワハラ・セクハラのトラブルが起こったりしないよう注意し、従業員が安心して働ける労働環境を整える必要もあります。

そのような現代社会において注目されてきているのが、

従業員支援プログラム（EAP ）

 -Employee Assistance Program- です。

従業員の中には、プライベートに関する課題を抱えて、会社に相談することもできず、解決させることもできずに抱え込んでしまっているケースも少なくありません。

そして、その従業員が精神的に不調になった場合、会社の事業にも影響がでてきます。

そこで当事務所でご提供しているのが、ＥＡＰとして従業員の方々向けの法律相談のサービス、

《くらしの相談窓口》です。

こちらは、ご契約頂いた企業様に月額料金をお支払いいただくことで、従業員の方々が無料で法律相談を受けられるというものです。

当然ながら、誰がどんな相談がしたのか、などの個人情報については厳密に保護致します。

ご本人の同意無しに会社には報告致しませんので、安心してご利用頂けます。

２　EAP導入のメリット

法律相談と聞くと、これは弁護士に相談するべき事なのか、仮に相談するとしてどの事務所にしたらいいのか、費用がどのくらいかかるのか、と悩んでいるうちに、問題が複雑化し、解決が難しくなってしまう可能性もありますし、何よりその従業員本人の精神面・仕事面に影響を及ぼすこともあります。

そこで会社として相談窓口を示してあげることで、早い段階で相談しやすくなり、スムーズに解決することができます。

EAPの導入には、以下のようなメリットがあります。

◯従業員の安心した生活

トラブルの対処を専門家に任せることで、トラブルのことばかりを頭の中に抱えた状況から解放され、従業員は安心して生活することができるようになります。

たとえ依頼されなくても、相談することで、今後の方向性・見通しが分かるだけでも安心することができます。

◯生産性向上

トラブルを抱えた時に安心して相談できる環境が担保されることで、従業員は仕事に集中できるようになり、結果的に企業の生産性向上につながります。

◯よりよい人材確保

諸外国でも注目されているこのＥＡＰ（従業員支援プログラム）という福利厚生制度を導入することは、優秀な人材を採用しようとした際にも、選ばれる企業となる大きな要因となります。

◯コンプライアンス

企業が従業員のメンタルヘルスに関する制度を整備することは、企業に法律上要求される安全配慮義務の遵守とも評価されます。

３　ご相談内容

弊所にはそれぞれに得意分野が異なる弁護士が８名在籍しております。

その分野に経験豊富な弁護士がお話を伺い、相談者のニーズにお応えした解決をご提案致します。