森岡真一
昭和52年生まれ、私が弁護士になった理由とは?
こんにちは。兼六法律事務所(金沢事務所)の所長、弁護士の森岡真一です。
ここでは私の自己紹介や、弁護士を目指した経緯についてお伝えしたいと思います。
昭和52年 | 大阪府大阪市で生まれる |
平成14年 | 大阪大学法学部卒業 |
平成15年 | 弁護士登録 |
平成24年 | 金沢弁護士会副会長 |

法律、裁判に関心を持ち始めたのは高校生のころ
私が生まれ育った地域は治安が悪く、強い者が得をして、弱い者が辛い目にあうという現実を子どもの頃から特によく見てきたと思います。世の中は、なんと理不尽で、不公平なものなのかという思いを持っていました。
このため、自分にも、法律を学べば、弱者の立場にある人の手助けをすることも出来るのではないかと思うようになり、大学は法学部を選び、そして、弁護士になりました。
本当に弁護士になってよかったと思う瞬間
例えば、私は交通事故の多く担当していますが、ご本人としては体が不自由になっているのに、「後遺障害はない」と判断されるということがあります。「後遺障害はない」と判断されるとほとんど損害賠償金を受け取ることが出来ません。生活費に行き詰まり、経済的に大変な状況に追い込まれます。

大変なのは経済的な問題だけではありません。交通事故に遭って、体が不自由になり、仕事も出来なくなっているのに、後遺障害が認められないのですから、この悔しさと苦しみは計り知れません。ご本人にとっては、自分が体が不自由だと訴えていることがウソだと言われたに等しいのです。
適正な賠償金を受け取れないだけでなく、ウソつき扱いをされることにより、精神的にも追い詰められてしまいます。
そのような相談があった場合、まずは詳しく相談される方のお話しを聞きます。そして、どうして後遺障害が認められなかったのか、どうすれば後遺障害が認められるかについて、MRI、レントゲン、各種検査データ、カルテ等の資料を検討し、文献を調査して、後遺障害が認められる方法はないかと検討します。
そして、ご本人が述べておられるような後遺障害があると裁判等で主張するなどして、ご依頼の意向に沿った解決を目指して全力を尽くします。こうして、無事に、裁判等でこちらの主張が認められた時のご相談者の喜びの言葉をもらった時のうれしさは格別で、本当に弁護士になって良かったと思います。
しかし、理不尽なこともある。それが「法律」
困っている相談者を目の前にして、相談者の意向に沿った解決が出来ないということを伝えることはとても辛いものです。それでも、相談者の意向の全てが実現されないとしても、少しでも、相談者の意向に沿った解決はないかを探り、その方法を模索するようにしたいと思っています。
解決に向けてステップを進めていくのが弁護士の仕事、私の使命
出来ないことを実現しようとして拘り続けることは不幸なことであり、諦めるべきことは諦めて、実現できることに向かって、次のステップに踏み出すための手助けをすることも大切な弁護士の仕事だと思っています。
私の使命を遂行するためには、最新の知識を身につけることが重要
また、相談者の話に丁寧に耳を傾け、丁寧に時間をかけて地道に資料を詳細に検討するようにしなければならないと思っています。それでこそ、正しい判断とアドバイスをすることができると思います。
私に出会うことで「確実に良い方向に進める」ようにしたい
