インターネットトラブルのご相談
よくあるインターネットトラブル「悪口、誹謗中傷、ネットショップ関係」
弊所では、インターネットトラブルに関してのご相談を承っております。インターネット上に自分の悪口が書き込まれている、個人情報が書き込まれている、ネットショップで注文した商品とは違うものが届いたなど、様々なインターネットトラブルがあります。
インターネット(2ちゃんねる等)に
自分の悪口が書き込まれている
インターネット(2ちゃんねる等)に
自分の個人情報が暴露されている
ネット通販で商品を注文したが、
写真と異なるものが送られてきた。
ネット通販で商品が届いたが、
傷がついている
インターネットに書き込まれた悪口・個人情報を解決する手順
よくあるインターネットトラブルの1つに、「インターネットの掲示板等(2ちゃんねる、爆サイ、したらば、twitterなど)に自分の悪口や個人情報が書き込まれている」があります。こういった場合、弁護士に依頼することで解決することができます。具体的には、まずは書き込んだ人を特定し、その上で損害賠償請求等を行います。なお、悪質な事案の場合は、警察への通報も同時に行うこともあります。
現状を保存する |
まずは自分の悪口や個人情報が書き込まれているページを保存して下さい。スクリーンショットを撮る、もしくはプリントアウトなどの方法があります。 |
削除、書き込んだ人の特定1 |
次に、掲示板の管理者に対して、投稿内容の削除と書き込んだ人の情報の開示を求めます。具体的な方法は掲示板等によって異なり、ホームページ上に明記されている場合もあります。ただ、ここで注意が必要なのは、いきなり削除要求をしてしまわないことです。削除により書き込んだ人の情報も一緒に消えてしまうことがあるからです。まずは書き込んだ人の情報を保存してもらって、それから削除要求をしなければなりません。 |
書き込んだ人の特定2 |
先の情報開示の請求で、書き込んだ人のIPアドレス等がわかります。これだけでは誰が書き込んだのかわかりません。次に、そのIPアドレス等から、書き込んだ人がどのインターネットプロバイダを使ったかを特定します。そして、インターネットプロバイダに対して、誰が書き込んだのかを問い合わせます。この時点で、書き込んだ人にインターネットプロバイダから通知が行きます。しかし、書き込んだ人が情報の開示に同意しない限り、開示がなされないことが多いのが実情です。 |
書き込んだ人の特定3 |
もし、インターネットプロバイダが開示を拒否してきた場合、裁判を行います。判決を得ることができれば、相手の氏名や連絡先がわかります。 |
損害賠償請求 |
書き込んだ人が特定できたら、その人に対して損害賠償請求を行います。ここまででかかった弁護士費用、裁判費用に加え、慰謝料として10~50万円ほど請求することが多いです。 |
このように、インターネットの誹謗中傷に対処するためには、時間と費用がかかりますが、最終的な解決に至ることも多くあります。お困りの方は、一度ご相談下さい。
ネット通販・ネットショッピングでのトラブル
送られてきた商品にキズがついているなどの場合であれば、法律上、瑕疵担保責任というものがあります。これは、隠れたキズ(通常備えているべき性能がない場合等)があった場合には、その賠償等を請求できるというものです。
「ノークレーム・ノーリターン」を前提として購入した場合、この瑕疵担保責任を免除したという特約を結んだということになります。ただし、この場合でも、売主が知りながら告げないで取引をした場合には「ノークレーム・ノーリターン」の特約の効力が及びませんから、賠償請求や解除ができます。
一方、インターネット上の販売業者の中には、虚偽の連絡先が記載されている場合もあります。実店舗があるわけではないので、十分に注意して買い物をしたいものです。
以上のように、複雑な問題をはらんでいるのがインターネットのトラブルです。弁護士が内容証明郵便を送ることで解決する場合も多くあります。お困りの方は、是非一度ご相談下さい。