2018年11月27日

個人情報保護法の概要

1 個人情報保護法について

個人情報保護法が平成27年9月に改正され,
平成29年5月30日から,
個人情報を扱うほぼすべての事業者に
個人情報保護法が適用されるようになりました。

法改正までは,取り扱う個人情報の数が
5000人分以下の事業者は対象外となっていましたが,
今般の法改正によって,小規模事業者であっても,
個人情報保護法のルールに従って
個人情報を取り扱わなければならなくなりました。

昨今,「個人情報」に対する意識が高くなっており,
一部では過剰反応といわれるような現象も起きています。

個人情報の流出が
マスコミで大きく取り上げられて社会問題となることもあり,
個人情報の適切な管理は重要性を増しています。

「個人情報保護」と聞くと,
どうしたら良いだろうかと不安になったり,
苦手意識をもってしまう方も少なくないと思います。

しかしながら,個人情報の取扱については,
個人情報保護法の基本的なルールを知れば,
過度に恐れる必要はありません。

 

2 個人情報保護法の概要

個人情報保護法において事業者に求められているのは,
概要,以下のとおりです。

厳密には,個人情報保護法には様々な規制等がありますが,
下記の内容について対応できていれば基本的には大丈夫です。

① 個人情報の取得・利用に関するルール
・利用目的を特定して,利用目的の範囲内で利用する
・利用目的を本人に通知又は公表する

② 個人情報の保管に関するルール
・個人情報の漏えいが生じないよう安全に管理する
・従業員や委託先にも安全管理を徹底する

③ 個人情報を第三者に提供する場合のルール
・第三者に個人情報を提供するには,あらかじめ本人から同意を得る

④ 個人情報の開示請求や苦情処理に関するルール
・本人からの個人情報の開示請求に適切に対応する
・個人情報取扱に関する苦情等に適切に対応する

個人情報に関する問題や検討する事項が発生したときには,
上記①から④のうち,
どの場面に関するものかという視点で考えると分かりやすいと思います。

2018年11月27日 | Posted in 全記事 | | Comments Closed 

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