2018年03月27日

【医療事故】診断ミスにより半身不随に。10倍の金額で和解成立!

相談者は60代の男性で,脳出血で倒れて救急搬送され,一命を取り留めましたが,高血圧があり,再度の脳出血のリスクがあるため,降圧剤が投与されていました。
退院後も定期的に通院して降圧剤の処方を受けていましたが,ある通院日に何の説明もなく,降圧剤の処方がなくなりました。
その2週間後に,その男性は脳出血を再発して倒れ,右半身不随の後遺症が残ってしまいました。

降圧剤の中止が適切であったか,説明と同意があったのか,降圧剤中止と脳出血の因果関係などが争点でした。
まず,調停で話し合いでの解決を目指しましたが,病院側は責任を認めず,見舞金として支払うことを主張しました。
そこで,損害賠償の裁判を起こし,医師の証人尋問も行った結果,裁判所は医師の過失を認め,調停で病院が提示した金額の約10倍の金額の和解が成立しました。


執筆者プロフィール
弁護士紹介|森岡 真一(副所長)弁護士 小堀秀行 >>プロフィール詳細
30年以上に渡って,企業からの様々な相談を受けている。
顧客対応やクレーム処理,債権回収など,時代によって対応に変化が必要であり,最近はSNSなどを意識した対応に心がけている。
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