2018年06月04日

【離婚問題】不倫相手の夫から慰謝料を請求されたが減額して和解

ご相談の内容

Dさん(男性)は夫のいる女性と不倫関係に陥ってしまいました。
それだけなく、相手の夫にばれてしまったのです。

先日、Dさんの元に、500万円を支払えというメールが届きました。
その後も電話やメールがたくさん来ます。
勤務先にも行くようなことを言っているので、どうしてよいかわからず、相談に来られました。

解決への道すじ

すぐに弁護士が代理人となり、
「不貞については深く謝罪し、慰謝料額については検討して連絡します」ということと
「弁護士が交渉の窓口となったので、
直接本人やその家族に連絡したり、勤務先に行ったりしないようにしてください」
ということを記載して、相手に内容証明郵便を送りました。

その後、相手から依頼者に対して電話もメールもなく、
勤務先に行く様子もありませんでした。

慰謝料額については、相手が離婚をしていないことから100万円の提示をしました。

相手方は、金額については不満があるが、早く解決したいし、
また、こちらの反省度合いも見てみたいと言っていました。

そこで、依頼人に自筆で反省文を書いてもらい、それを相手に送ったところ、
今後は二度と近づかないことなどを約束するのであれば
慰謝料100万円で示談してよいとの回答を得ました。

そこで、その内容で示談をすることができました。

解決に要した期間はおよそ2週間でした。

執筆者プロフィール
弁護士紹介|浮田 美穂(副所長) 弁護士 浮田美穂 >>プロフィール詳細
平成14年より兼六法律事務所で勤務。
女性からの相談が多いため,セクハラ・パワハラの被害についての調停・訴訟の経験もある。
2018年06月04日 | Posted in 【個人】離婚問題, 個人の解決事例, 全記事, 浮田美穂の記事一覧, 解決事例 | タグ: , , , Comments Closed 

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